レビュー

低温調理器boniqの評判は本物?料理下手な私が使ってみた口コミ体験談!

自慢ではないですが、私は自他ともに認める料理オンチです。女子力ゼロ(笑)

レシピ通りにやっても出来上がりはイマイチなんて当たり前、皆が「超絶カンタン」っていうようなものだって微妙な仕上がり。

なので料理に関してはもう諦めていますが(笑)、そんな私でもたまには「こんなの作ってみたいな―」って思うこともあります。

手間暇かける凝った料理でなくてもいいんだけど(ムリだし!)、でももう少し豪華というかワンランクアップしたものを家で食べてみたい。

そんな時に知り合いに低温調理器のBONIQ(ボニーク)を借りてしまいました!

噂には聞いてましたが評判通り、これなら料理下手の私でもいつもよりレベルアップした料理が作れましたよ!

この記事では、そんな料理下手の私が実際にボニークを使ってガーリックコンフィを作ってみた様子、実際にボニークを使ってみた感じたメリットやデメリットなどを体験談として詳しくご紹介しています。

料理上手な人がボニークを使ったらスゴイものが出来てくるのは当たり前!

そうじゃなくて、料理が苦手な私でも使いこなせるの?ちゃんとしたものを作れる?ってところが気になる方は必見です^^

⇒ BONIQの公式サイトをチェックしてみる

 

低温調理器boniq(ボニーク)は評判通り「買い」なのか?

ボニークには「低温調理器BONIQ」と「低温調理器BONIQ Pro」の2種類があります。

私はヘビーユーザーの友達にボニークを借りたんですが、通常版の「低温調理器BONIQ」でした。

仕様を見ている限り、最大の違いはProにはWiFi接続が使えるってことだと思います。

低温調理って長時間使うことが多いので、セットしてそのまま出かけちゃうなんてことも多いんですよね。

そんなとき、外出先からWIFIで温度を低くしたり、逆に家に帰ってすぐに使えるように設定温度まで加熱させたりってことが出来ます。

後は設定温度までの過熱速度と容量がパワーアップ。

実際にProを使ったわけではないですが、私自身は通常版で全然問題なかったです。

大家族だとProの方が容量が多いので(一度に作れる分量が増える)便利かなと思いますが、4人、5人家族くらいまでなら通常版でも特に問題ないんじゃないでしょうか。

独身?一人暮らし?通常版で全然問題なし!

 

で、ボニークはこんな箱に入ってきます。

 

友達が使い倒しているので、箱に年季が感じられますがそこはご愛敬です(笑)

箱の大きさは41.5cm X 21.5cm X 11cmと、まあなかなかの存在感ですね。

開けてみるとこんな風にボニークが入ってます。

 

本体と、鍋につけるクリップだけ。実にシンプル(笑)

そしてこのようなガイドブックもついてきます。

中にはボニークの使い方(というほど難しくはないんですが笑)、レシピなどが載っています。

なかでも私が嬉しかったのは、各温度帯で食材に起きる変化を説明しているページ。

たとえば、何度になるとタンパク質の凝固が開始されて肉の柔らかさを失う、

何度になるとサルモネラ菌死滅温度になる、みたいなことが図になっています。

これを見ると「料理は化学」っていうのが分かりますねー(笑)

 

さて、さっそくボニークを使って何か作ってみましょう!

ボニークは低温調理器です(当たり前)

何をどう調理するのかと言ったら、水を常に一定の温度で温めて、その中にビンだったりジップロックだったりといった容器にいれた食材を突っ込んで低温でじっくりと熱を加えていきます。

簡単に言ってしまえば「湯煎(ゆせん)」ですね。

どんなに料理下手でも湯煎なら出来る!(笑)

ほとんど何も手を加えずに食材を低温調理しただけで完成するものもあれば、調理の工程の1つとして低温調理がある(それ以外にも手間暇かける)ものと2種類あります。

ここでは、超絶カンタンなガーリックコンフィ(にんにくオイル漬け)を作ってみたのでご紹介しますね。

 

ちなみに私は料理がとてもとても苦手、いや下手です(*ノωノ)

レシピ通りに作っても、いつも「なんか違う・・・」ってなるんですよね。

目分量で料理をしていくなんて無謀、冷蔵庫の中にあるものでチャチャっと手際よく美味しいものを作るなんてもってのほか。

そんな人間です。

そしてそんな料理オンチな人間がボニークを使ったとき、結果はどうなるのか!?

ふふふ・・・

 

低温調理の中でも簡単レシピの代表とも言えるガーリックコンフィを作ってみた

ガーリックコンフィとちょっとカッコよく書いてますが、日本語で言えば「にんにくのオイル漬け」です。

作り方は超簡単。にんにくとオイルを容器に入れてボニークで低温調理をするだけ。

ボニークを使った料理にも、事前にいろいろと仕込みをしたり、ボニークの後でアレコレとするような凝ったものもたくさんあります。

でもこのガーリックコンフィ(にんにくのオイル漬け)はその対極にいる、インスタントラーメンを作るくらいの感覚で作れてしまう・・・ハズ。

料理が苦手という自覚があるので、ちょっと言い切るのにためらってしまう…(笑)

 

ボニークを使うには、まずはそのための準備が必要です。

まずは水を入れるための容器。

そして食材を入れるための袋やビンなど。

 

水を入れるための容器は寸胴鍋とか大きめの深鍋があれば、それが一番かもしれません。

気を付けないといけないのは、ボニークには↓の写真みたいにMINとMAXの線があって、水はその線と線の間におさまらないといけないんですね。

MINが高さ約6.5センチのところですが、ギリギリここまで出来ればいいやってなると、多分不便なことも多々出てきます。食材が完全に水に浸からないとかね。

そして、我が家にはそんな深さのあるお鍋はありませんでした(笑)

このために買うのもな―と思って向かった先は100均のセリア!

お掃除コーナーにあるバケツです(笑)

低温調理とは言え、80度とか90度にまで水温を上げることもあるので耐熱温度もちゃんとチェック。

耐熱温度120度なので十分ですね。

あとは、上の写真にも写ってますが、食材を入れるための袋としてジップロックもあると便利です。

人によっては、これも100均のを使ってる人も多いですが、私はなんとなく怖くて無難にジップロックを。

ものによっては水温を80度、90度まで上げることもあるので、なんとなくジップロックの方が安心感が…(笑)

基本的に、この3点セット(ボニーク本体、水を入れる容器、それと食材を入れる袋)さえあれば、いつでも低温調理を始められます。

が、私はそれに加えて100均でこんな選択クリップも買いました。

これで食材の入った袋を、バケツの縁からぶら下げておく作戦です。

 

さて、いよいよガーリックコンフィを作っていきます!

準備するものはいたってシンプル。

にんにく ・・・ 適量

グレープシードオイル ・・・ 適量

たったのこれだけ(笑)

料理オンチを自認する私としては、レシピに「適量」とか「少々」とかって出てくるのすごく嫌いなんですよね。

めいこ
めいこ
適量ってどんくらいやねん!とかって突っ込みたくなりませんか?

ひとつまみって言われても、指が太い人と細い人では絶対に量が違いますもんね。

 

ですが、この場合の「適量」には意味があります(笑)

まず「にんにく」は好きなだけ用意してください。そういう意味での「適量」です。

そしてグレープシードオイルは、「にんにくが全てしっかりと浸るくらい」必要です。

なので、にんにくの量によっても、入れる容器によっても必要な量は変わります。

 

めいこ
めいこ
今回、私は容器にビンを選びましたが、もちろんジップロックとかでもOKですよ。

ちなみにこのビンも100均のセリアです。100均バンザイ(笑)

また、ジップロックではなくてビンを使う場合は、事前にしっかりと煮沸消毒をしておくことをおススメします。

 

では始めましょう。

低温調理の場合、まずは一定の温度にした水を用意しないといけませんよね。

ここに時間がかかる場合があるので、まずはそちらを準備します。

やることは簡単。

容器(私の場合はバケツ)に水を入れて、ボニークを刺す!

 

横から見るとこんな感じです。

クリップで支えてるだけなので、容器が傷つくこともありません。

めいこ
めいこ
しっかりとした鍋だったら大丈夫かもしれないけど、バケツの場合は水の量が少ないとボニークを刺すと倒れそうになりました!水の量を増やしたりして安定性を確保してくださいね(; ・`д・´)

 

そしてコンセントにはこんな感じでアース線が取り付けられています。

 

が、そのアース線は放置・・・というか、特に取り付けたりせずにこんな感じで使ってました。特に何の問題もないですよ。

 

今回は87度で90分低温調理します。

真水から87度まで温めるのは時間がかかるし、電気代もモッタイナイ。

ということでお湯を入れてそこから87度まで温めました。

設定はとても簡単です。

 

まず本体表示の見方から。

数字が二つ並んでますが、上のCurrent Temperatureというのが現在の水温。

下のSETに表示されているのが設定温度です。ここのSETには、設定温度と設定時間が交互に表示されます。

そして、赤で表示=未設定という状態です。

左にある温度計マークを一回タッチして、本体の某部分にホイール(↑の画像でいうと、下の方で青く光ってる部分)を上下に回して希望の温度にセットします。

次に右側のストップウオッチをタッチして、時間→分とセットします。

最後に真ん中のリモコンなどでよく見る「再生」マークをタッチすると、設定温度まで水を温め始めてくれます。

こんな感じで、アイコンが青色に変ってますね。

ここでは設定温度が82度になってますが、このガーリックコンフィでは87度にセットしてください!

 

 

では、水を温めている間に準備をしていきましょう。

まずは最初に、にんにくを剥いていきます。

このガーリックコンフィは、2~3か月は保存ができるので一気にたくさん作ってしまうのもアリです。

が、私は失敗が怖いのでまずはこれくらいでお試し(笑)

 

そして煮沸消毒をしたビンに詰めます。

 

そこにたっぷりとグレープシードオイルを流し込んで

 

こんな風に、しっかりとにんにくをグレープシードオイルの中に浸してくださいね。

 

蓋をしっかり締めたら、あとは低温調理にかけるだけ!

なぜか写真を撮ってなかったんですが(泣)、食材がしっかりと水の中に浸かるようにしてくださいね。

今回は87度で90分温めます。

設定時間が過ぎるとタイマーでお知らせしてくれるので、その間は安心して他の作業ができますよ!

 

(調理中)

 

改めて言うまでもないですが、水温87度の中に90分間浸かっていたわけでとても熱いです。

火傷しないように注意してください!

粗熱を冷ましてから取り出してみるとこんな感じになってました♪

食べてみると、にんにくの香りがしっかりとしつつホクホクでとにかく美味しい!

ついパクパク食べてしまいそうになるけど、にんにくをたくさん食べるのはダメですからね。ガマンです、ガマン。

これはそのまま食べても美味しいし、パスタに入れたりトーストに塗ったりしてもいいし、お酒飲む人ならオツマミにもおすすめです。

冷蔵庫に入れておけば2~3か月は保存できるので、一度に大量に作っておくのもいいですよー。

 

どんなに料理が苦手な人でも、これなら失敗しません!

めいこ
めいこ
料理オンチな私でも失敗しませんでした!(ドヤッ)

 

あ、ちなみにこのボニークのお手入れですが、とても簡単です。

基本的にこのボニークは「水」の中に入れて使います。

油とか調味料とかに直で触れるわけではないので、激しく汚れるということはありません。

そういう意味でもお手入れは楽チンです。

ボニークを扱ってる葉山社中がおススメしているのは、週1程度でのクリーニング。

それも非常に簡単で、ボニークの先端部分にあるプラスチックを取り外します。

プラスチック部分を左右にひねると、パカッと外れますよー。

 

先端にはこんな感じでモーターがついてます。モーターじゃなくてスクリューかな?

てか、ちっちゃ!!こんな小さいので水をかき回して、水温を一定に保ってるなんて…

プラスチックのカバーをしっかりと洗って、スクリュー周りは濡れた付近でサーっと拭くだけでおしまいです。

お手入れも超簡単ですよ♪

 

低温調理器のボニークを使ってみた感想をぶっちゃけてみる

一番気になっていたのは、やっぱり調理中の音の大きさ。

お店をやってる友人が業務用の低温調理器を使ってるんですが、結構うるさいんですね。

業務用だしパワーもあるしで、これは仕方ないんですけど。

でも一般家庭でこの音は昼間はいいけど、ちょっと集中したい時とかはイヤだな―と思ってました。

 

ボニークはどうだったのかというと、全然静か!

いやもう本当に静かで、同じ部屋にいても存在を忘れてしまうこともありました(笑)

ただある時、いつもよりも音がうるさかったんですね。

それでも静かだけど、存在を忘れるほどということではなく、むしろ存在を主張されたかのような感じで(笑)

どうしたんだろう?と思ったら、水がMINのラインを下回ってしまっていたためでした。

急いで水を足したらまたいつもの静けさに戻りました。

 

また、水を温めるのにかかる時間ですが、これはもう使ってる容器の大きさやその日の気温などにも大きく左右されてしまいますが・・・

参考までに↑の画像のバケツを使ったとき、31.4度→56度は約8分50秒かかりました。

これを早いと感じるか遅いと感じるかはあなた次第ですが、私的には十分早かったです。

 

低温調理器のボニークは料理下手さんにおすすめできる?

低温調理は失敗が少ない調理法と言われているそうです。

確かに必要な食材をすべてジップロックに入れたら、あとは決まった温度と時間を設定して放置するだけ。

なかなか失敗する要素はないですよね(笑)

とはいえ、その低温調理の前後にやらないといけないことが多いオシャレで凝った料理だって当然あるわけです。

そういう料理にあこがれてボニークを買いたいのであれば「ちょっと待て、一度冷静になろう」って声をかけます(笑)

めいこ
めいこ
残念ながら、ボニークを使えば誰でも料理上手になれるわけではないし、凝った料理が作れるわけでもないんです・・・

料理下手さんはボニークを使ったところで、料理下手のままです(笑)

ただ、作れる料理の幅は確実に広がります。

  • ステーキ(塩コショウを振るだけで分厚いお肉がすごく柔らかくジューシーに!)
  • ヨーグルト(牛乳、R-1、砂糖を混ぜるだけ)
  • たくあん(大根、砂糖、塩、素、柚子茶を混ぜるだけ)
  • 鶏ハム(塩を振ってスライスしたレモンだけ)

とかとか。

こういうちょっとしたモノを作れるようになりたいなら、ボニークを買う価値はありますよ!

分厚いのに柔らかいステーキがお家で食べられる、しかも自分で作ってるって奇跡ですよ、ホントに(笑)

 

葉山社中の低温調理器BONIQ(ボニーク)を買うならどこで購入する?

BONIQ(ボニーク)は公式サイトのほかに、アマゾン楽天でも購入することが出来ます。

ただ、楽天やアマゾンだからといって、お値段が特に安くなっているということはありません。

ボニークって結構人気商品で、わりといつも品薄なんですよね…。

というか、あえて生産量を抑えめにしているのかな?

この記事を書いている2020年5月下旬時点で、公式サイトで6月中旬入荷予定、アマゾンだと中古品のみ取り扱い(しかも定価より数千円高い…汗)、楽天は納期2か月以上と出ています。

楽天のお買い物マラソンのタイミングとかであれば、ポイント目当てに楽天で購入するのもいいですが、お値段的にも公式サイトからの方が安かったりするので必ず公式のお値段をチェックしてみるといいですよ!

 

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まとめ 低温調理器ボニークは料理オンチの心強い味方になれる!

この記事では低温調理器のBONIQ(ボニーク)をレビューしました。

低温調理器と言ったら料理好きな人が使うイメージがありますが、料理が苦手な人でも十分に使いこなせます。

むしろ、料理下手な人の方がボニークの有難みを実感するかもしれません(笑)

あなたもぜひこの機会に、ボニークでいつもよりも少しランクアップした食事を自宅で楽しんでくださいヾ(*´∀`*)ノ

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