食事の悩み

冷凍野菜が水っぽいのは解凍方法が悪い?そのまま食べるのはアリ?ナシ?

一人暮らしだと1回で消費する野菜の量も少ないですし、私みたいに料理が苦手だと自然と自炊する回数も減っていきます。

自炊するとしてもそこまで野菜を使いこなせないというか…

そんなときこそ冷凍野菜の出番です!

今は各メーカーでいろんな冷凍野菜を出してますよね。

でもこの冷凍野菜、解凍するとどうしても水っぽいというかベチャベチャになってしまいませんか?

これって野菜が冷凍→解凍されるときの仕組み上、どうしても起きてしまう事ではあるんですがそれを最小限に抑えるための工夫はできます。

この記事では、

  • 市販の冷凍野菜が水っぽくなってしまうのを避けるための工夫
  • 市販の冷凍野菜をそのまま食べるのはアリ?ナシ?

について書いています!

冷凍野菜が水っぽいのは解凍の仕方を工夫すればOK!

私の場合、一人暮らしのため1回で消費する野菜の量は少ない、おまけに料理が苦手だから毎日調理するわけでもなく、使いきれないまま気付いたら野菜が傷んでしまってるなんてことが本当に頻繁にありました。

気付いたらジャガイモから立派な芽が数センチも伸びてたなんてことも(笑)

そんなこともあり、生の野菜はトマトくらいしか買ってません。

あとは冷凍食品の野菜と、宅配弁当で野菜を補っています。

 

冷凍食品の野菜だと1回に必要な分だけを使って、残りをまた冷凍保存しておけばいいのでムダが出なくて済むんですよね。

ただ、冷凍野菜って自然解凍するとベチャって水っぽくなってしまうことが多くないですか?

自然解凍できますって書いてあるから「じゃあ・・・」ってすると、やっぱり水っぽくなっちゃう。

でもこれは、解凍するときにちょっとだけ工夫すれば意外と解決します!

 

どうせ加熱するなら解凍しない

もうこれは一番シンプルで分かりやすい(笑)

私が冷凍野菜を使う時は、焼うどんとか焼きそば、野菜炒めにしてしまうことが多いんですね。

あとは野菜カレーとかの具にしたり。

つまり全部「炒める」「煮る」なんていう作業が必要になります。

どうせ火を加えるんだから、そこで解凍すればいいですよね。

これであれば、解凍のタイミングで野菜がベチャベチャになってしまうのを防げますし、解凍の手間が一気に省けて時短にもなります。

特に「煮る」場合は、水分が出ようがあまり関係ないですし。

ただ「炒める」場合。そうは言っても、どうしても解凍される過程で水気が出ちゃうんですよね。

これを最小限に留めるには、

  • 一度に炒める量を少なく
  • 強火で一気に

炒めるといいそうです!友達の沖縄料理屋店長が教えてくれましたよ(≧◇≦)

私の場合はひとり暮らしだから、一回で食べる量なんてたかが知れてます。

焼うどんなんかの具であれば大した量じゃないので、野菜だけを一回で炒めちゃっても大丈夫。

野菜炒めなら量が増えるので、野菜を二回に分けて炒めるくらいでちょうどいい感じですかね。

 

ただ、現在の我が家はガスではなくてIH式なんですね。

そうすると強火にしてもなんかイマイチなんですよ。

そんな時は逆を行くといいそうです!そう、弱火で攻める。

  • 弱火の状態で冷凍野菜を投入、そのまま軽くかき混ぜたいひっくり返したりして全体を温めて解凍
  • 全体的に解凍されたかなーってなっても、そのままもう少し弱火で温めて水分を飛ばす

これでIHでもイケます!

フライパンをテフロン加工なんかのひっつきにくいタイプのものを使えば、油を使わなくてもキレイに解凍できますよ。

ある程度解凍させてから炒めたいなんていう時は、電子レンジでちょっと温めて解凍すればOKです。

まあ多少は水っぽくなりますが、自然解凍の時ほどではないですね。

気になる場合は、炒める前にキッチンペーパーで水気を吸い取ってしまえばOKです!

 

自然解凍するときはせめてキッチンペーパーを使う

どうしても自然解凍したいっていう時もありますよね。

たとえば職場に持っていくお弁当の中に入れたい、とか。

加熱していくのが無難だけど、朝の忙しい時にそんな暇がないことも多いですしね。

そんな時は、せめてキッチンペーパーを敷いておきましょう!

解凍時に水分が出てきてしまうのは避けられません。

だったらせめてその水分を吸い取ってベチャベチャ状態を少しでも軽くしておくだけでも、気分は変わりますよ。

他のおかずへの浸食(浸水)も防げますしね。

些細なことですけど、これだけでも大分マシです。

 

そもそもなぜ解凍すると水っぽい状態になる?

たとえば自分で買ってきた野菜を冷凍保存する場合なんかは、事前に水きりをしっかりやってないと解凍時に水っぽくなったりします。

でも冷凍食品として買ってきたものの場合は、購入した時点ですでに冷凍されてますからね^^;

また、もともと水分が多い野菜(レタスとか)は冷凍に向かなくて、解凍すると当たり前のように水っぽさが気になりますが、これまた冷凍食品として売られる野菜は、基本的に「冷凍に向いている野菜」となります。

では、市販の冷凍野菜はなぜ水っぽくなるのか?

 

そもそも野菜には最初から水分が含まれていて、冷凍されるとその水分が凍ります。

水が氷る時って氷の結晶ができますよね。

そしてその結晶が、野菜の組織や細胞を壊していくんですね。

ただメーカーが作ってる冷凍野菜の場合は、一般家庭の冷凍庫で凍らせるよりもはるかに急速冷凍させているので、この氷の結晶が大きくなる前に凍結させてしまいます。

つまり、私たちが家の冷凍庫で凍らせるときよりは、野菜の組織や細胞の破壊を少なく抑えられるということ。

それでもゼロには出来ません。

そしてその組織や細胞が壊された結果、今度は解凍していくときに野菜の中に空洞ができてしまいます。

空洞があるために、解凍された野菜はクタッとなって食感がイマイチになってしまいやすいんですね。

そして氷の結晶が溶けだすことで、水っぽくベチャっとなってしまうわけです。

だから、水っぽくなることを避けることは不可能。

できるだけ水っぽくならないように、水っぽさを感じないために工夫するってことですね。

冷凍野菜をそのまま食べるのはアリ?

では、冷凍野菜を自然解凍して、そのまま食べるのはアリなんでしょうか?

結論を言ってしまえば、商品次第です。これしかない、ホントに^^;

火を通したり加熱しなくて食べられるかどうかは、冷凍前に殺菌してあるかどうかだったり、そのまま食べても美味しいかどうかといったことが影響してきます。

基本的に、冷凍前に加熱してあるものは殺菌されているので、解凍してそのまま食べることが出来るものが多いです。

でもよく言われるブランチング処理(ごく短時間の加熱処理)だけが行われている場合は、十分に火が通ってないので加熱→殺菌処理ができているとはみなされません。

ブランチング処理の目的は殺菌ではなくて、あくまでも酵素の働きを抑えて色の変化(退色)や品質の劣化を防ぐのが目的。

確かに自分で買ってきた野菜を加熱せずにそのまま冷凍すると、色が悪くなりますもんね。

あれはブランチングが出来てないからということなんでしょう。

で、これって結局、その冷凍野菜を製造したメーカー側にしか分からないですよね。

だから、その都度確認するしかありません!

そのまま食べてもいいよー!っていう場合は、パッケージの表面ででかでかと強調されてることが多いです。

こんな感じで。

 

そうじゃなくても、裏面にしっかりと記載されています。

 

なんなら、解凍すらせずに凍ったまま使ってね!っていうものも(これは刻みネギ)

で、逆に加熱してから食べてねっていうものは、むしろパッケージの表面には何も書かれてなくて(わざわざ強調しない)、裏面に表示記載されているだけのことが多いですよね。

最近はそのまま食べることができる冷凍野菜が増えているのも事実。

家でご飯の準備をするときにイチイチ確認するのが面倒だなっていうのであれば、最初からそのまま食べられる冷凍野菜だけを買ってしまいましょう(これは絶対に生では食べないってものは別として)

 

栄養バランスを考えた野菜の摂取なら宅配弁当もおススメ

この記事の冒頭でも少し書きましたが、以前の私はスーパーで野菜を買っても使いきれずに結局傷んでしまってゴミ箱へ…ってなることが多かったんです。

一人暮らしでおまけに料理が苦手だからレパートリーも少ないし、持て余してしまうんですよね。

それで冷凍野菜を積極的に使うようになったんですが。

ただ、冷凍野菜って野菜の中のごく一部ですよね。

冷凍には向かない野菜もたくさんあって、そういったものは当たり前だけど冷凍食品としては売られていません。

まあ売られていたところで、私の料理スキルでは使いこなせないんですが。

若い頃ならそれでも気にしてなかったんですが、やっぱり40を過ぎると健康面が気になってきます。

栄養バランスを考えると、もう少ししっかりと野菜を食べた方がいいのは分かってる。

でも自分には栄養面を考えた自炊をするだけのスキルがない。

というところで、現在は冷凍の宅配弁当を活用するようになりました。

お弁当といっても、スーパーやコンビニで売られているようなお弁当ではありません。

管理栄養士が栄養バランスを考えながらメニューを作ってくれる、いわば身体に優しいお弁当ですね。

もちろん「栄養バランスはバッチリ!でもその分、味はイマイチだけどね・・・」なんてこともなく、美味しさもしっかりと担保されています。

そして冷凍されているので、まとめて受け取って好きな時に好きなタイミングで食べられる。

とまあ、私にとっては今まで目をつぶって見てみないふりをしてきた「栄養」「健康」といった部分を、しっかりとフォローしてくれる嬉しいサービスなんです(笑)

毎食これにするとお財布事情がちょっと苦しくなりますが、週に何回かはこの宅配弁当に置き換えるところから食生活の改善を始めています。

冷凍野菜の活用も手軽でおススメなんですが、同時並行的に宅配弁当を使ってみるのもいいですよ!

→宅配弁当「わんまいる」お試しセットを頼んでみた時のレビューを読んでみる

まとめ:冷凍野菜が水っぽくなってしまうのは仕方ないけど工夫次第では何とかなる!

冷凍野菜はすぐに料理に使えるし、解凍したらそのまま食べられるものも多いし、料理が苦手な私にとっては強い味方です。

好きな量だけを使えばいい、余ってもダメにならないっていうのも便利ですよね。

そんな便利な冷凍野菜ですが、どうしても解凍するときに水っぽくなってしまうのが気になるところ。

これは、冷凍させる過程で野菜の細胞が破壊されてしまうことが原因です。

なので、まったく水っぽさを出さないようにするのは、なかなか難しい。

でも、解凍せずに冷凍された状態のまま加熱することで、水っぽい状態を最小限に留めることはできます。

ぜひこの記事を参考にしてみて下さいね。

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